実験A-59 神々の戦い その6　黒魔術のご本尊（？）ヘカテ様を飲みこんでみる（アガベシロップ）

σ(ﾟ∀ﾟ )ﾄｳｼｭを「あんたは境界型糖尿病で間違いないよーん( ﾟ∀ﾟ)ｱﾊﾊ八八ﾉヽ♪」と判断（「診断」ではないのでしょうねぇ。個人的なやりとりだったから）した某お医者さまがいらっしゃいましてね。

そう、皆さんご存知のあのお方でございますがね。

先日、この先生と会食してたのですが、その席で仰ったのですよ。

「あ～、あんだけ血糖値上がるんだから、こやつはもはや『（真性）糖尿病』でいいんじゃない(ી(΄◞ิ౪◟ิ‵)ʃ) ？引き寄せたったわ！がっはっは－！」←本人はバリバリの（？）真性2型

ｶﾞ━━(;ﾟДﾟ)━━ﾝ!!

ひ、引き寄せられた…のか…？

いやいやいや。

いやいや。

いや。

そんなことないもん。

真性2型の諸先輩方、σ(ﾟ∀ﾟ )ﾄｳｼｭごときよりはるかにﾄﾞ━(ﾟДﾟ)━ﾝ!!と血糖値上がるもん。

党首は永遠の「境界型」(･:ﾟдﾟ:･)ﾊｧﾊｧ

曖昧であやふやでおぼろげで旗色不鮮明な境目を好む党首はグラデーションのパンダのように生きてゆくのです。

サルとヒトの境目は？

0と1の境目は？

男と女の境目は？

正常と異常の境目は？

一見分かりやすいようでいて、突き詰めてゆくとこれほど難しいものもないでしょう。

境目なんてのはいわば無限の空間みたいなもんでございますよたぶん。

そんなサカイメを愛するσ(ﾟ∀ﾟ )ﾄｳｼｭは永遠の境界人ってことでいいのです♪

なんのこっちゃですが(･:ﾟдﾟ:･)ﾊｧﾊｧ

さて。

今回は「神々の戦い」シリーズ第四弾、アガベシロップでございます。

こんなもの全部発酵させてテキーラにしちゃえばいいと思うのですけど、甘味料としても販売されておりますな。

一時期、テーGIだジョーGIだアガベアガベ～♪と盛んに売り込まれておったようですが。

ここのところあんまり聞かないと思ってwikipedia見てみましたら、どうも果糖が多い→中性脂肪が増える→健康によろしくない、なんて話が広まって人気がなくなちゃったとか。

となると今さらこれ飲んで実験してもしゃあないかとも思えなくもなかったのですが、時折話題に上がることもあるようですし、たまたまブドゥ党本部にも現物がございましたので（以前業者さんにサンプル貰ったやつです）、いっちょやっとくかということになりました。

実は数年前に、アガベシロップに尿糖試験紙を突っ込んでみたことがありましてね。

原液につけても全く色が変わらなかったんで、うそや～んと思ったんですけども。

ひょっとしたら粘度が高すぎて染み込んでないだけなんじゃないのと考えまして、軽く水で溶いて再度やってみたら見事に濃緑に変わりました(´∀｀*)

尿糖試験紙というのは、尿（つまり液体）中のブドウ糖に反応して黄→緑に変色するものなんですけどね。

ブドウ糖たっぷりっぽいから低GIなんてのもマユツバもんだろうと、それ以来顧みることもなく放置しておりました。

摂取すればそれなりに血糖値は上がることが予想されましたけども、砂糖やブドウ糖、ココナッツシュガーなんかと比べてみるのも面白いんじゃないだろうかと思いたったわけでございます。

そしてアガベ（agave）というのは竜舌蘭の仲間でして、この樹液がアガベ・シロップでございます。

対してヘカテ様は身体が三つもあって片手に松明、片手に地獄の猛犬のリードを握って夜の辻にあらわるる月と魔術の女神さまでございます。

いやもう大したもんでございますよ。京都の辻に現れるのは妖怪・尻目くらいですからね。

昔、帷子辻に現れたといいます。お尻の穴が光る目になってるっていうファンキーなだけで意味不明(ヾﾉ･∀･`)　ファンキーてゆうかギリギリな気もしますけど。

この絵を見比べてもクオリティが違いすぎてもう党首どうしていいかわかんなーい♪なんですよねぇ。

そしてついでなのでさらに日本列島におけるアガベと親和性が高そうな概念について考察してみますとね。

やっぱりσ(ﾟ∀ﾟ )ﾄｳｼｭ的にはアガベ＝アカナメなのですねこれがまた。

風呂にたまった垢などをペロペロするだけの罪のないカワイイ野郎ですけどね。

一家に一匹…もいらないか。町内で一匹くらい飼っとけばお風呂掃除が随分楽になるんじゃないかと思いますよ。

カビキラー服にかけちゃてヮ(ﾟдﾟ)ォ!となることからも解放されるでしょうし。

まあ、実際こんなのが風呂場でペロペロやってたら慣れるまではかなり不気味なんじゃないかとも思えるのですけども。

で、アカナメさんにご登場いただいたらこっちも無視するわけにはいかなくなるのですよ。

「目競」さま。「めくらべ」と読みます。

こちらはその昔、平清盛の家の庭に現れて、清盛氏と恐らくは日本で最初の「にらめっこ」勝負をして負けて立ち去った（？）とされる由緒正しいお方でございます。

イミフっぷりは尻目と同じくらいかちょっと上くらいですけど由緒正しいだけあって後に大層な絵になってたりもします。

月岡芳年先生の「新容六怪撰 平相国清盛入道浄海」でございます。

これくらいになってくるとヘカテ様にも見劣りしないのですが、ヘカテ様が辻に現れるというのにはなかなか高尚な文化的背景がございまして、人んちの庭に突然現れてにらめっこして去ってゆくというのと比べるとちょっと違うなあとも思えるわけでございます。

まあ、σ(ﾟ∀ﾟ )ﾄｳｼｭはこの手のワケわからん連中こそ愛しているのでありますが。

さてさて。

アガベ→ヘカテ→シリメ→アカナメ→メクラベ…と何となく語感が似てるようで実はどんどん離れて行ってるのが現状でありますがここは無理やりスパイラル構造だということにして話を元に戻します。

アガベシロップです。以下アガベだけにします。

重量比で約78％が糖質だそうです。

ここが今までやってきた砂糖やブドウ糖とはちょっと異なる部分ですね。これらは（ほぼ）100％糖質のはずですから。

ということは「糖質量30g」で揃えようとすれば、アガベを38gばかり摂取する必要があるわけですが。

色々考えだすと面倒なので甘味料系は同じ重量で揃えることにします。アガベも30g。

GI値をアピールしてはりますな(´∀｀*)

アガベ30gで糖質量はおよそ23gくらいです。

そのままではドロっとして飲みにくいのでお湯割りにしました。

まあ、甘いです。当たり前ですが。

しつこいようですがテキーラにしてくれる方が党首はシアワセです(人´∀｀)．☆．。．:*･ﾟ

では血糖値。

★血糖値(mg/dl)

• 空腹時： 76
• 30分： 118
• 60分： 107
• 120分： 90

当然上がってはおりますものの、ちょいと意外な感じでした。

30gの砂糖と比べたらこんなんです。アガベの方が糖質量が7gほど少ないことにはなりますけども、それ以上の差があるようです。

黄色は同量のココナッツシュガーです。これも低GIが売りでして、砂糖やブドウ糖と比べると血糖値の上がり方はマイルドではありましたが、アガベはさらに下回りました。

全部盛りv(￣Д￣)v 　一番下の黒い線はエリス様。これと比べたらどれも気の毒ですけどね(´∀｀*)

党首はGIというものに関心がないのですけども、「低GI」という触れ込みはある程度正しいのかなという印象は持ちました。

だからって今のところ、例えばお菓子作るのにアガベ使おうとは思いません。こんだけ上がるんだったらエリスリでいいじゃないすか♪

ただちょっと可能性は感じるといいますか、油脂類やファイバーをうまく組み合わせたらさらに血糖値上がりにくくは出来そうかな、とは思いますね。

以上、ムダ話満載のアガベ実験でした。

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