実験A-92 リクエスト編㊱-2 臭い飯食ってこいや щ(゚д゚щ)オラァ….で食ってみたぞ(もち麦・麦飯編)



むかーしむかし、つってもせいぜい500年くらい前の話でございますが、徳川家康というやたら影武者がたくさんいてあまりにもたくさんいすぎてそれぞれが後の八百八狸の祖先となったとされる狸の親分がおりまして。

織田信長のカバン持ちとか豊臣秀吉のフンドシ担ぎとかまあ実に様々なすったもんだを繰り広げた挙句、半ばヤケクソで人外魔境(当時)の江戸の地に不夜城を作ってみたら、これが列島各地の田舎モンたちに大ウケ、たちまち大きな町が出来上がり大層繁栄いたしました。

それに激しくジェラったのが秀吉の三男の秀頼でございまして、江戸を壊滅させんと意気込んでトヨトミ細菌化学兵器研究所なるものを設立し、世界中から集めた各種菌類を培養しては品種改良、普段何もせずにボーっとしてるくせにこんな時だけせっせせっせと気張りまして、とうとう世にも恐ろしい病原菌を作り出しました。

その名は、「脚気菌」゚゚(∀) ゚ エッ?

そのまんまですがこの菌に感染すると「脚気」という病気になって、やたらと他人―特に異性の―脚が気になってしゃあなくなる。

σ(゚∀゚ )トウシュも美脚にはめっぽう弱いので脚気にやられてるんじゃないかと思うことしばしばですがこれは昔話なのでそこは置いといて。

ちなみに脚気にかかった時の上記以外の主な症状としては、膝頭を尖ったハンマーで思いっきり殴られると激しく痛みを感じるなどがあるのですがそれも置いといて。

秀頼は隠密を放って江戸の町中に脚気菌をばらまいたのであります。

すげーにたつきながら。

さて、そうとは露ほども知らぬ江戸の町衆つまり全国から集まった田舎モン、たちまち蔓延した脚気に次々かかりもう大惨事。

何しろ互いに脚見てばっかりで仕事はおろか家事も学問も手につくはずがなく日常生活ままならぬ。

特に相撲取りとかミニスカートの若いギャルなどは脚を見られすぎてすりへってしまう有様ですから始末に負えません。

このままではせっかく各地の大名どもをこき使って作った巨大な箱庭的江戸の町が崩壊してしまいますから、幕府としても看過するわけにはいかず、遅ればせながら対策に乗り出しました。

脚気が伝染病であるなんてことは当然知りませんから、漢方やら鍼灸やらカイロプラクティックやらアロマセラピーやらあれこれ治療法を試しまくって栄養療法にたどり着いたのですな。

どうやら麦飯だとか蕎麦だとか南蛮渡来のパンだとかを食べさせると快方に向かうことをつきとめたのです。

伝染病にパンが効くなんてのは書いてるσ(゚∀゚ )トウシュもびっくり情報ですがとにかく効いちゃったんだから仕方がない。

「チョーキテキエビデンス」なんて外来語もない時代なのでパンはともかくさあ食えさあ食え麦を食えと麦をおかずに白米をむしゃむしゃ食べるという慣習が広まりこれが現代のダブル炭水化物という風習につながっているらしい。

さてここで困ったのは秀頼ですな。

てゆーか秀頼は江戸時代初期に大坂夏の陣でくたばってしまったので秀頼の意志を密かに継いだレジスタンスの一党、すなわちトヨトミ細菌化学兵器研究所の所員たちとその子孫のことでありますが。

まさか自分たちが作り上げた世界最強の病原菌が麦に負けるとは思ってもいなかったので軽く焦りはじめます。

急いで対抗策を…..と思ってみたもののよく考えたら江戸を破滅に追いやるという暗すぎるモチベーションを持っていたのは秀頼のみでして、所員たちはなんとなく「すげーもん作ったからすげー結果出したいよねー♪」くらいの軽さしか持ち合わせておりません。

まあとりあえず様子見てたというか実のところ完全に日和ってたわけですが、そこに現れたのですね、救世主が。

彼らとは関係なく現れたんだけど。

空前の麦ブームに湧きかえらんとしていた(ように見えた)江戸の空に突如天使のごとく現れたのがかの「オーガイ・モリ」大先生。

江戸時代の最後の方に生まれて後に似非ドイツ人として国民的アイドルとなったあのお方です。

オーガイ先生、どういう仕組みか未来からタイムワープしてきて江戸に降り立ち、往来で仁王立ちになってプンプン怒り出しましたヽ(`Д´)ノプンプン

「脚気は伝染病じゃーっ!麦で治ってたまるかーっ!」

文脈上、半分は合ってるんですが(;・∀・)……

幕府の連中から見れば、未来から来たと主張するやたらエラそうなおっさんに伝染病だと断言されても信じる理由がない。

なんとなくすごい迫力と説得力はあるけど。

気持ち的には信じたいんだけど。

とにかく麦飯食わしときゃなんとかなるんだからこのヘンなおっさん黙らせろと、有難いお縄を差し上げて小伝馬町の牢屋に閉じ込めてしまいましたとさ。

この事件直後から幕府は大々的に麦飯推奨をし始めようとしたんだけど、結局のところあまり賢くない町衆の多くは「銀シャリがいいよねー♪」と取り合わず。

脚気の猛威はこの後も延々と続き、年間1-2万人の死者を出しながら昭和の初めまで至ったてのは有名なお話し。

 

工工工エエエエエエェェェェェェ(゚Д゚)ェェェェェェエエエエエエ工工工

 

脚気て死ぬ病気とかそういう話だったのこれ?

それはともかく。

脚気菌を作ってばら撒いた連中。

未来から真実の少なくとも半分を伝えにきたおっさん。

そのおっさんがなんとなく正しそうだと思いながらも現実を優先しようとした幕府。

幕府の対策が有効そうだと半ば思いつつもシカトこいた民衆。

抽象化すれば、

真実を知る者と、それを伝える者、伝えられた真実とは別の事実を見るものと、その事実すら無視するもの。

この複雑でどうしようもない四つ巴のシステムを、当時の社会体制になぞらえて「バクハン(麦飯)体制」と言うようになったのはこれからずっと後のおはなし。

チャンチャン♪

※σ(゚∀゚ )トウシュ注:↑の話、どの箇所も真に受けないように。

ということで、今回のお題は「麦飯」でーす。

もち麦実験の続きね。

前回はもち麦だけを食べて血糖値計ってみましたが。

今回は「もち麦+米飯」、つまりいわゆる「臭い飯」をムショニスト気分で食べてみようじゃないかv( ̄Д ̄)v イエイってな趣旨でございます。

wikipedia情報では、ムショ飯は[白米7:大麦3]で炊くそうなので素直にそれでやってみました。

kimg0145

糖質量の計算をした気がするんですがメモが見当たらない。出てきたら加筆しましょう。

とにかく同量の白米飯250gとの比較ってことで。

麦だけよりははるかに食べやすかったですな。

特に臭いとも思わなかったし、血糖値上がりにくいんならアリじゃないって感じでした。

★血糖値(mg/dl)

  • 空腹時:75
  • 30分:131
  • 60分:123
  • 120分:132
  • 180分:126

mochimugi6

120分値が下がらないどころか微上昇だったので180分まで計ってみました。

白米飯と比べたらピークの値はずいぶん低いですけど、なんかそのままダラ~と上がりっぱなしな感じですねぇ。

気分的にはイヤです、こういうの(/ω\)イヤン

mochimugi5

前回のもち麦のみ250gとの比較。ピーク時間に若干のずれがありますけど、ほとんど変わらないという印象です。

mochimugi4

白米オンリーと比べると大きな差があります。

もち麦(大麦)の糖質量、白米よりやや少ない程度で、そんなに変わらないんですよねぇ。

でも白米のみよりも、たった3割もち麦混ぜた麦飯はこんなに抑えられると。

で脚気にも効くと(笑)

なんか面白いなぁ(´∀`*)

ということで次回はセカンドミール効果ってやつを実験してみます。

ではまた☆彡

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