実験A-58 酒粕と戯れてみる~甘酒にσ(゚∀゚ )トウシュびっくり!
季節柄、そろそろリクエストきそうなものの一つに、「酒粕」がございます。
まあ粕汁とか甘酒ですわね。ごもっともとお感じの方も多いのではないかと思いますが。
不思議なもので、暖かい季節はどうも粕汁欲しいとか思わないのですが、涼しくなるとやけに恋しくなるものでして。
σ(゚∀゚ )トウシュも粕汁は大好きでございますよ。
大根と人参刻むのと酒粕溶くのが面倒なので滅多に自分では作りませんが、居酒屋さんでときたまいただくことはございます。
党首は粕汁一辺倒でございますが、甘酒や粕を焼いたものなどもお好きな方は多いようで。
多くの方が疑問に思ってらっしゃると思うのですよ。
「酒粕って血糖値上がるのだろうか?」
と。
日本酒の搾りかすですから当然いくばくかの糖質は含まれているわけでして、まあ普通に考えたら上がりそうなもんですが。
でも発酵しておりますしその過程で様々な栄養素が発生してもいるわけで、色々な要素が複雑に絡み合ってたりしてそうでもあります。ただのイメージですけどね。
ひょっとしたら血糖値上がりにくいのかも?とも思えなくもない。
これはなかなか面白いと思いますので調べることにいたしました。
酒粕の糖質量などについてもごもご検索していると「酒粕は血糖値を下げる」といったフレーズがちらほら見られまして。
「酒粕そのものは上がらない(上がりにくい)」はありえるとしても、他の糖質を同時摂取した場合に上昇を抑えたり下げたりはないんじゃないかと感じたのであります。
ということで今回はぜいたく二本立て実験することになりました。
- 実験1:酒粕単独で摂取したら血糖値は上がるのか?
- 実験2:酒粕摂取後に糖質を追加摂取した場合、血糖値上昇は抑制されるのか?
なんか1の時点でバーンと上がってそのまま終了となってしまいそうですが、とりあえずやってみましょう。
ここで酒粕をどう食すかを考える必要が生じます。
実は数日前に珍しく粕汁を作っていたのでありますが、作った時は何も考えてなかったので一杯あたりの酒粕の量が不明でございます。
さらに豚肉・人参・大根に油揚げなど混入しておりますため、酒粕だけの影響を調べるにはちと不向きでもありますね。
酒粕を焼いて食べるなんてのはやったことありませんし(食べる気がしない)、生で齧るとアルコールが残っておるのでこれもいささか不具合で候。
やはりここは甘酒的なものを作って飲むのがよろしかろうと冷蔵庫の酒粕をチェックしたところわずかな量しか残ってなかったりして焦るわけです。
しょうがないので朝イチでスーパーにチャリを飛ばして酒粕買い足して参りました。
重量比2割くらいが糖質らしいので、糖質量30g実験に合わせることにしまして。
500mlの水と一緒にミキサーに投げ入れた後、鍋でふつふつ。
アルコールが残ってると朝から薄いどぶろく飲んでええ気持になったわぁ~♪だけで終わってしまいますからしっかり飛ばしておかないと。
日本酒と一緒であんまりぐらぐらやり過ぎてしまうと変な酸味が出てまずくなってしまいますな。
飲みにくいのでエリス様に少しお入りいただきました。
よく考えたらσ(゚∀゚ )トウシュ初めて甘酒作ったのですよねぇ。
基本あんまり好きじゃないというか甘酒飲むくらいなら普通に清酒飲みますからねぇ。
飲んだことも人生で数回くらいしかないのですよ。
これ作っててふと思い出したのが数年前の真冬の天橋立でございます。
党首めはちょいと前までアホみたいに釣りばっかりやっておりまして。
こん時も海水浴客はもちろんのこと観光客すらほとんどいない天下の名勝にて夜中からずっと友人と共に竿をふりふりちーぱっぱ♪やっておりました。
夜が開けてさすがに寒いわ疲れたわとなったところで観光客向け丸だしのウソ臭い茶店を見ればそこに「甘酒」の文字。
うむ。
ここは甘酒でしょ
甘酒しかないでしょ
この疲れ切った冷え切った身体と打ちのめされた心(魚が釣れなかったからね)にはコーヒーでもほうじ茶でもなく甘酒がしみわたるに違いない。
小銭握りしめて甘酒を買いに走ったのは言うまでもなく、この時生まれて初めて甘酒うめぇ♪と思ったので・す・が。
それ以来やっぱり飲む気が全くしないのだから党首にとっては超シチュエーション限定、まるでリゾート地での一夏の恋にも等しい単なるただ単なる思い出でしかないのであります。
そんなことより問題はここ数年殆ど釣りに行けない状態が続いていることでありまして。
仕方が無いので魚の気持ちになって泳ぎましょうとプールに通い始めたわけですよ。
“Catch me if you can”などとブツブツ呟きながら毎晩泳いでんだか溺れてんだかよく分からん痴態を演じておるのですがね。
隣のレーンでは競泳水球シンクロの選手、まあ殆どが中高生ですがこやつらが入れ替わり立ち替わりエンドレスでバシャバシャやっておりまする。
これが上から眺めてるとだんだん養殖イケスとかナブラ(大型魚などが小魚を水面に追い詰めてバチャバチャ捕食してる状態のことです)に見えてきてしょうがない。
イワシまき散らしたり特大のルアー放り込んだりしたくなる衝動を抑えるために身悶える日々なのでありますよ。
敬虔な信者の皆さまは、党首との連絡が途絶えたらこう思っておいて下さい。
子ども釣りよったな…
と。
釣るならとことんやりますけどねv(´∀`*v)
ヨタ話は大概にしてこいつを飲み干さねばなりませぬ。
よ、ようけおますな…(;´∀`)
うーむ。
思ってたより辛いぞ。
やっぱり煮切らない方がずっと美味しくいただけると思うのですがそれはただの酒ですから「アルコール入ると血糖値上がらない疑惑」を払拭しきれていない党首的にはダメなのですよ。
しかもこの器とレンゲ。
ラード実験を思い出して萎縮してしまゆ。
甘酒飲んでお腹壊すことはないでしょうけども。
とまあひとりゴボゴボ言いながら飲みほしたんですけども。
さて、こっからどうするかと言いますと、甘酒飲み始めから30分後に一旦血糖値計りまして。
その直後に白米飯250g(糖質90g)を食べ始め、180分値までを計りました。
ではお楽しみの結果です♪
★血糖値(mg/dl)
- 空腹時:79
甘酒摂取後
- 30分:123
白米飯摂取後
- 30分:117
- 60分:116
- 120分:153
- 180分: 131
なんとトリッキーな(;´∀`)
グラフの「30分①」は甘酒の30分値、「30分②」は白米飯の30分値です。
甘酒30分で120mg/dl超えたのであかんやん気分に満ちてしまいまして。
このまま甘酒のみで60-120分計ってみるのも面白そうかと思ったのですが、今回はとにかくご飯食べて計るべと思い直しました。
ご飯食べて60分(甘酒飲んでからは90分)までは微妙に下がっているというか、ほぼ不変と考えてもいいかと思いますけども、この間がフシギですねぇ。
血糖値の鬼たるσ(゚∀゚ )トウシュはそんなに甘くはないだろう120分値が跳ね上がるに違いないと思っておりまして、ここは予想どおりでした(`・∀・´)エッヘン!!
ご飯後60分~120分のどこから上がり始めたのかはこの測定では分かりませんけども、少なくとも60分まではかなり強力に血糖の上昇を抑え込んでいるのですねぇ。
同量の白米飯のみのグラフと比べると分かりやすいと思います。
ふーむ。
党首的には2時間値がここまで上がるとあまり愉快な気分ではないので、甘酒飲んで血糖値抑制しようとは思いませんけどね。
甘酒そのものでもまあまあ上がっちゃってるわけですし。
ただ、甘酒(というか酒粕ですね)に血糖上昇を抑制する働きがどうやらありそうだ、というのはめちゃめちゃ意外でした。
何がどう働いてこうなるんでしょうね?
おもしろいなぁ。
ここで一句。
一夜酒 百五十まで 来たりけり (σ(゚∀゚ )トウシュ)
ちなみに「一夜酒(甘酒)」は夏の季語だそうな。
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