実験A-125【酒と血糖値】ビールと血糖値編vol.3 アサヒスーパードライ



昼からビール飲んで血糖値計るぞ企画の第3弾はアサヒのスーパードライです。

vol.1: サッポロ黒ラベル

vol.2: キリン一番搾り

スーパドライと言えばあの「ドライ戦争」の唯一の生き残り…..と言ってもお若い方はご存知ないか(ヾノ・∀・`)

当時くすぶってたアサヒビールが1987年に発売したアルコール度数高めのビールがスーパードライなのですが。

これが予想をはるかに上回る大ヒット商品となりまして、大手のキリンサッポロサントリーが次々とドライビールを市場に投入しだして酒屋にゆけばどっちも向いてもドライドライドライ、しっぽりウェッティなのが好きなσ(゚∀゚ )トウシュとしては目や喉の乾き渇きに耐えられずエア三味線で歌いだしたりしたもんですよ。

春雨に しっぽり濡るる鶯の
羽風に匂う 梅が香や
花に戯れ しおらしや
小鳥でさえも 一と筋に
寝ぐら定めぬ 気は一つ

わたしゃ鶯 主は梅
やがて身まま気ままになるならば
サァ 鶯宿梅じゃないかいな

サァーサ なんでもよいわいな

でこのドライ戦争、2年ばかりで終息しまして、その後ドライビールなるものはスーパードライを除いて日本の市場からは消え去りましたとさ。

当時のことでよく覚えているのはサントリーがCMにマイク・タイソンを起用したことですかね。

マイクが最後に言ってる”I like Suntory Dry.”という虚偽発言はその聞き取り難さも手伝ってなかなかの人気フレーズとなりこの年の流行語大賞にノミネートされ…..ることはなく、またなんちゃら協会が某独立系観光寺院と組んでやってる「今年の漢字」にも選ばれ…..るわけはない(ヾノ・∀・`)ナイナイ だって「今年の漢字」ってこの頃まだなかったしー、てへっ? ※今年の漢字が始まったのは1995年です。

さてスーパードライについて語るならばまずはジュグラーの波に言及しておく必要がありますが景気循環の話など誰も興味がないと思うのでもうちょっと役に立つお話しをしよう。

ドライビールの「ドライ(dry)」は明確な定義はないのですが「辛口(アルコール度数高めでキリっとした感じ」を表しております。

「ドライビール」という概念を思い付いたのがアサヒビールの人たちかどうかは知りませんが、世界で初めて製造された「ドライビール」がアサヒのスーパードライであることは確かなようです。

そして英語のdryには「酒抜き」「禁酒」などの意味もあります。かつて米国にあった悪名高き禁酒法はdry lawとも呼ばれますし、”go dry”なんて言えば「お酒抜きにしときまーす」ってことになります。

さらに未熟者をバカにする時に使う「ケツが青い」という少々お下品なフレーズをdryを使って表現するとってなんじゃこれはマジメなお勉強ブログかっ( ゚Д゚)オラ!

ということで超絶久しぶりの世界の悶絶級駄文学シリーズに移行します。

1862-1867年にかけて、シャム王国(現タイ)のラーマ4世国王の子ども達の家庭教師を務めたイギリス人女性アナ・リオノウンズ(Anna Harriette Leonowens)が1870年に出版した回顧録(The English Governess at the Siamese Court)がありまして。

これを読んで感銘を受けたかどうかは確認してないので知りませんが、とにかくアメリカ人作家のマーガレット・ランドン (Margaret Landon)がこの回顧録を元に、アナの半生をそこそこ脚色を加えて描き1944年に出版したのがアンナとシャム王(Anna and the King of Sham)でございます。

これはミリオンセラーとなりまして、後にミュージカル&映画化されて世界中で知らない人はいないと言ってもいいくらい大人気作品となりました。

ええ。地球規模で愛されている名作中の名作、「王様と私」(The King and I)でございますな。

そして事もあろうにこの不朽の名作をパクった疑惑を持たれ…..るほど世間に相手にされていないと思うんですがとにかく疑いが濃厚なミジンコ作家がおるようです。

国立国会図書館のある架空臭い職員によりますと、ある日突然に国会図書館宛に匿名かつ送料着払いで送りつけられてきた薄汚い書物があったとのこと。

あまりの小汚さに閉口しつつも書物らしきものであればとにかくチェックしてしまうのが国立国会図書館職員というもの(知らんけど)。

判読が非常に困難な、手書きにしか見えない作品および作者名をなんとか解読してみるとどうもこう書いてあるようだ。

作品タイトル:The Changeling and I ~アーパーとσ(゚∀゚ )ワ・シ・♪~

著者:Margaレet Lan(;´??Д??`)ドゥーン

ここでこの職員氏、ぶったまげたらしい。

これはひょっとしてあの噂の「世界の超絶駄文学」ではないのか?と。

あんなものはσ(゚∀゚ )トウシュと名乗っている頭のおかしな自称宗教家がテキトーにでっちあげているだけだと思っていたのだ・が・

どっかで見たような原題に、頼みもしないのに付けている邦題、そして意味不明な顔文字付き著者名。

全てが絶望的駄文学に共通するではないか。

実在したのか!?世界の崖っぷち駄文学!!

ここでこの哀れな職員氏、スカイツリーのてっぺんでチュパカブラと遭遇した気分になって頭の血管が数本切れた音がしたらしい。

残念ながら世界の隔靴掻痒的駄文学は実在するのだよ。

σ(゚∀゚ )トウシュ以外にそれを見たことがある人がほぼいないだけで。

さて、たぶん読者の2/3くらいはもうこの話に付いてこれていないと思いますが(基本この教典ワンパターンですけど)、面倒なので↑が何の話かの説明は省略します。当教典初心者の皆さまは特定の言葉の母音に着目しながら読んで下さい。

さて、スーパードライと密接な関係にある妖怪は本邦にはけっこう存在するのでそれらについて軽く触れておきましょう。

まずは「白うかり」

「百鬼夜行絵巻」「百物語化絵絵巻」「ばけ物つくし帖」などに記載されておりましてプチメジャーな存在ですが容姿以外は一切不明っていう謎妖怪です。

次に忘れちゃいけないのが「すねこすり」ですな。

岡山県の何か所かに出現するという地方限定版妖怪です。

犬ころのような姿で、歩いている人のすねにすりすりして歩行の邪魔をするというそれってやたら人懐こい野良犬とかちゃうんかーい!

そしてより妖怪っぽいものをお求めの貴方にはやはり石燕先生をお勧めします。

百器徒然袋より白溶裔(しろうねり)。

石燕先生の解説はこうです。

白うるりは徒然のならいなるよし。この白うねりはふるき布巾のばけたるものなれども、外にならいもやはべると、夢のうちにおもひぬ。

「しろうるり」というのは、「徒然草」第60段に登場する仁和寺真乗院の盛親僧都がある法師につけた渾名のことでして、名前は出てくるけど詳しいことは何も書いてないキャラの代名詞みたいなやつです。

でこの白うねりの方は古い布巾が化けたものでして、要は付喪神様の一種でございます。「万物に神宿る」を教義の中心に据えているブドゥ党的にはポイント高いのです。

みんなも崇めようね、白溶裔。

この後はついでに徳島に伝わる「砂ふらし」に言及しようと思いましたが、そうなると御大砂かけ婆を無視するわけにはいかなくなるのと、四国に行くとなんでもかんでもタヌキのせいになってしまうので少々面白みに欠けてしまうというのもあるので次の機会を待つことにします。

さて、ここで再びdryという単語に戻ってみましょう。

dryに一番よく似た感じの英単語を一つ挙げよと言われると、96%の人がflyを挙げるということが判明しています(UNHCR調べ)。

余り一般的ではないですが、flyという単語には使い魔(familiar spirits)ー魔女等が使役する魔物や動物ーという意味もあります。

↑使い魔の一例

日本で言うたら陰陽師が使う式神ですな。

で、なにゆえ「fly=使い魔」となったのかと言いますと、「fly=ハエ(虫)」、「使い魔=ハエ(みたいな虫も含まれる)」、「fly=使い魔」、という単純というかちょっとバカっぽい論理に従って成立したようです。

ハエと言えば「蠅の王」ベルゼブブを真っ先に思い浮かべる人も多いでしょう。

旧約聖書にも新約聖書にも表れますし近世ではサタンにつぐ大悪魔、魔界の君主にまで昇格しちゃってるんで割と皆さんハエがお好きなようで。

インスタ蠅するからかちらヽ(°▽、°)ノエヘヘヘヘ?

よし。

十分に脱線したのでここらでスーパードライに戻ろう。

二缶700mlで糖質量は21gということになります。

サッポロ黒ラベルが20g、一番搾りが18.2gなのでまあ似たようなもんです。

いやー、やっぱり楽しいねこのシリーズ♪

苦痛一切ないしシアワセいっぱいですわ。

では血糖値。

★血糖値(mg/dl)

  • 空腹時:66
  • 30分:105 (+39)
  • 60分:96
  • 120分:83

およ。

サッポロ黒ラベルは+25、一番搾りは+24だったのでこれらよりは多めに上がっちゃいました。

空腹時血糖値が今回けっこう低いからちょっとこのグラフ分かりにくいかも。

何度か計り直して同じ結果が出るようならなかなか興味深いかもしれません。

ビール編もこのグラフを作ってみた。

果物シリーズみたいにどんどん項目増えていくのが楽しみです。

次回はプレモル♪

お楽しみに♡

 

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実験A-125【酒と血糖値】ビールと血糖値編vol.3 アサヒスーパードライ” に対して1件のコメントがあります。

  1. 血糖値150 より:

    初めましていつも実験楽しみにしています。
    ちょっと試してもらいたいことがあるのですが。
    膵臓周りを暖房機具で温めると血行が良くなり
    結果として血糖値が下がるのではないか?と言う
    話を聞いたのですがどうでしょう?
    たまにはこういった切り口もどうですか?

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