実験A-133【酒と血糖値】ワインと血糖値vol.1 [赤]アルパカ カベルネ メルロー



運動と血糖値】実験を少しお休みして、【酒と血糖値】シリーズに戻ってきました。

ビールの主だったものは一通り実験したので、今後はビール以外のお酒で実験してみましょう。

まずはワインですかな。

σ(゚∀゚ )トウシュ、毎晩ワインかスパークリングワインを一本飲んでおりまして。

ブドゥ党党首だけに葡萄酒が大好きなわけですよ。

で、ワイン飲んでる時にテキトーに血糖値計ってみたことは何度かあって、血糖値が上がってたことは一度もないのですが。

これも実験と呼べるほどのものではないので、今回改めてちゃんと計ってみることにしました。

ワインと言っても毎日飲むのでごくお安いものしか飲みません。

お高いのはごくたまーにいい店行ったりとかご馳走していただく時に飲む程度で。

今どきは数百円でそれなりに美味しいワインがどこででも手に入るのでよい時代と言えばよい時代です。

σ(゚∀゚ )トウシュが若いころは、ワインはどちらかと言えば高級品でしたからね。安物はじゅーちゅ扱いで飲めたものではなかったし。

ということで今回実験の対象として選んだのはこちら

アルパカの赤、カベルネソーヴィニヨンとメルローのブレンドでございます。

関西というか京都と言うかブドゥ党本部周辺ではまさに「どこにでもある」ワインの代表です。

チリ産ワイン750mlが500円ちょっとで買えてしまうのですから元がどんだけ安いねん(;・∀・)

さて、アルパカは南米にいるケッタイな動物ですが。

あ。今思いだした。

σ(゚∀゚ )トウシュ若かりし頃、友人達とどこかの県を訪れ(忘れた)、動物園的なところに行ったんですよ。

そこに放し飼いのアルパカがいましてね。

なんか飄々としてて面白いので撫でてやろうと思って、何度か触ろうとしたんですよ。

でも、アルパカめは無表情を貫いてましたけど、どうも内心それがイヤだったみたいです。

σ(゚∀゚ )トウシュは早々に諦めてアルパカから離れたんですけどね。

σ(゚∀゚ )トウシュが離れた直後に、同じくアルパカを触りたくなったらしい女子2名が件のアルパカめに寄って行って触ろうとしたところ…

`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブッ!!

全力でツバ吐いたのですよ。アルパカが。

ツバなんていう可愛いものではなく、胃液らしいので強烈な臭いを放ってるんですがね。

σ(゚∀゚ )トウシュ、アルパカを怒らせるとツバを吐くというのはこの時まで知らなかったんですよ。

でも、ラクダも確か不用意に近づいたりしたらツバかけてくるというのは聞いたことあったな…というのを思い出しまして。

あー、これラクダの仲間なんかーとか感心しつつも、この犠牲になって泣きそうな顔のお嬢さん方。

ひょっとしてσ(゚∀゚ )トウシュのせい( 。-ω-)-ω-)-ω-) シーン・・・?

もちろん、知らん顔しましたけどね。

いやー、σ(゚∀゚ )トウシュ、聖人になる前はわりとクズだったなぁ。えへへ。

ということでアルパカを怒らせる時はギリギリの線を見極めるように注意しましょう。

さて、アルパカは奇妙な動物ということに話を戻しまして。

ファルファラ(farfalla)と言えば皆さんご存知の「蝶」のこと。

蝶のような形のパスタをファルファッレ(farfalle)と申します。

蝶と言えば忘れちゃいけないのがギリシャ神話(ローマ神話でもあるけど)に登場するプシューケーですな。

とある王の娘、普通の人間なのですが、あまりにも美人ちゃんなので注目を浴びまくり、「アフロディーテより美しい」という、それ言うたらめっちゃ問題なるやん感まんまんの噂を流されたのです。

当教典にもちょこちょこご登場いただいているアフロディーテ様、かなりの問題児なものでして、そんな噂を聞いて黙ってるわけがありません。

息子のエロス(恋愛の神。ローマで言うキューピッド)に、プシューケーを愛の矢で射抜いて、ダサいブサメンとフォーリンラブさせたれや、と命じました。

こんなあほな命令(しかもおかんからの)をまともに受けるくらいだからエロスもたいがいおバカでして、眠っているプシューケーに近づいて射ろうとしたんですが、彼女のあまりの美しさに動揺してしまい、自分の指を射抜いてしまいました。

その結果、エロスがプシューケーに恋してしまったそうな。

プロ意識足りなさすぎですわこいつ。神やめろや( ゚Д゚)オラ

それはともかく、この辺りのシステムもよー分かりませんけども、まあそうなっちゃったんだからしょうがない。

で、ここから先、怒り狂ったアフロディーテによる壮大なプシューケー苛めが始まるんですが、大変長い話になるのでカットします。

知りたい人はアプレイウスが西暦160-180年頃に書いたんじゃないかと言われている「黄金の驢馬」の原本が残っているらしいので探して読んでみて下さい。

で、エロス君、なんやかんや惚れた弱みで陰でプシューケーを助け続けまして、最終的にはラスボス神のゼウスに「おかん何とかしてー」と直訴します。

いい加減寛大なゼウスはよっしゃよっしゃお安い御用とプシューケーとエロスの仲を公認し、なんとプシューケーを人間から神に格上げしてあげました。

そうなるとおかんも、「神が息子の相手ならしゃーないなー」とあっさり引き下がりまして、めでたしめでたし♪

というお話しです。

↑めでたく結ばれたエロスとプシューケーの図

「プシューケー」というのはギリシャ語で、「心」「魂」などを表す結構重要な単語(ラテン文字だとphyche)なのですが、同時に「蝶」の意味もあります。

よって神格化されたプシューケー嬢も羽化しまして、蝶の羽を持っているのであります。

↑この羽根のサイズでは飛べないと思いますが(´-ω-`

以上、アルパカは神の一種である説の考察でした。

では実験のお話しです。

普通、ワインにはビールみたいに栄養成分表示はついてないので、糖質量は分かりません。

食品成分データベースでは、ぶどう酒(赤、100g)では、(総)炭水化物量が1.5g、このうち利用可能炭水化物が0.2g、さらにこのうち果糖0.1g、ブドウ糖0.1gとなっております。

【追記】尿糖検査薬でブドウ糖の含有量をチェックしてみました。

30秒後の結果がこれ。変化なし(ブドウ糖検出されず)でした。【追記ここまで】

現時点では他に比べる対象も思い当たらないので、適当にハーフボトル分、375ml飲むことにしました。

厳密に言えば375gであってmlではないのですけど、ワインの比重は1に近いらしいので(未確認)よしとします。

一本丸ごと飲んだろかとも思ったんですが、基本的に全ての実験は在宅ワークが可能な平日の午前中(11時頃)に行っているので、ボトルを空けてしまうと一日が終了となってしまう可能性が高いのでやめときました。

半分でも数時間は仕事どころじゃないですけどね。

では血糖値です。

★血糖値(mg/dl):赤ワイン(アルパカ カベルネ メルロー)375ml

  • 空腹時:72
  • 30分:75
  • 60分:74
  • 90分:71
  • 120分:70

はい。大方予想通り。

全く上がりませんでした。

糖質ゼロと言っていいでしょう。

今回はこれだけ。

今後は白ワインとか明らかに甘いワインとか国産のじゅーちゅみたいなワインとか色々調べていきましょう。

ほなさいなら(´∀`*)ノシ

念のため言っとくけど、「バルバラ」よこの人。

 

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