実験C-2【運動と血糖値】運動そのものが血糖値を上げるのだろうか?[ナワトビ2時間編]
前回の実験では、「砂糖摂取のみ」と「砂糖摂取直後にナワトビ30分」では、後者の方が血糖値上昇のピークが早くなったことが観察されました。
これですな。
運動を始めたら血糖値の上昇は抑えられるはず、と予想してたのですが、逆でした。
ここで、どこかで読んだ「運動そのものが血糖値を上げることがある」というフレーズを思いだしたのであります。
ここにも「強度の高い激しい運動は、からだが動くためにエネルギーを補充しようとして、アドレナリンなどのカテコラミンやグルカゴンという血糖値を上げるホルモンの分泌を増やし、一時的に血糖値が高くなることがあります」と書かれております。
ちなみに「ナワトビ30分」はσ(゚∀゚ )トウシュにとっては強度が高いとか激しいとかとは程遠い。
真夏以外なら汗もかかないレベルです。
古民家を改装してないブドゥ党本部、冬は外より寒いので運動してもなかなか体温が上がらないため、運動時にはウールのアンダーウェア+サウナスーツ上下+フリース+アウター(ベスト)を着てます。*この実験は2月に行っております
習慣のせいか、σ(゚∀゚ )トウシュ滝汗かかないと運動した気にならずテンション上がらんのです。
なので運動時に限りこんだけ着込むわけですが、これでナワトビしても30分ではウォームアップにもなりません。
つまり、ナワトビはσ(゚∀゚ )トウシュにとっては軽い運動です。
ま、ドラマ見ながら数時間継続できるくらいですから当然そうなりますわな(笑)
で、主観的には軽い運動であっても、現に砂糖摂って運動してない時よりも早く血糖値上がってるわけですから、何かしら妖力とか呪いとかハンドパワーとかが作用してるかもしれない。
ということで、
「運動そのものが血糖値を上げるのか?」
を実験してみることにしました。
そして運動と言えばギリシア神話最大最強の怪物、テュポーンについて語らざるをえまい。
地母神ガイアと奈落の神タルタロス(アジフライとか食べたい)の子で、世界と同じくらい大きく(?)、下半身は二匹の大蛇、上半身はヒト型、肩から百の蛇が生えており、口から炎まで吐いちゃうっていうハイスペックな仕上がりとなっております。
こんな強烈な子が生まれたのには明確な理由というか目的がありまして。
話せば長くなりますのでだらだら話しますから諦めてついてきて下さい。
巨人族ティーターン(タイタンの方が馴染みあるかも)の長である農耕の神クロノス、全知全能の神ゼウスのお父さんなんですが、自分の子に権力を奪われるという予言を受けて妄想世界に突入してしまい、子どもが生まれるたびにむしゃむしゃ食べてしまいました。
どこかで聞いたような話ですねこれ。
そう。クロノスはローマ神話のサトゥルヌスに対応するのです。
サトゥルヌスは前に行った砂糖実験に登場していただきました。
我が子をペロリンと食べるシーンがありましたねぇ。
話を戻しますと、クロノスは自分の子どもたち、ヘスティアー、デーメーテール、ヘーラー、ハーデース、ポセイドーンと次々にご馳走様しまして、次にゼウスが生まれたのでこれもランチにいただこうとしたのですが、母のレアーがクロノスを騙して石を食わせてゼウスをクレタ島に逃がしました。
ここで色々突っ込みたくなるのはよーく分かりますが話を進めます。
クレタ島で密かに育てられて大きくなったゼウス、手段は分かりませんがクロノスに飲みこんだ兄姉を吐き出させることに成功しまして、兄弟姉妹力を合わせてクロノス率いるティーターン族に戦いを挑み、これを殲滅いたしました。
この戦い、10年にも及んだうえにあまりにも激しかったので宇宙が崩壊してしまったとのことです。
そしてこのしばらく後、崩壊した宇宙が再生した頃に別の戦いが始まります。
ゼウス軍、今度は別の巨人族ギガースと宇宙の支配権をかけて争ったのであります。
ギガースはなぜか神々には強いけど人間にはやられてしまうというナゾ属性を持っていまして、それを知ったゼウスは自ら人間の女性アルクメーネーとあんにゃもんにゃして後のギリシア神話最強の英雄、ヘラクレスを生んでもらいます。
もうこの辺り時間感覚が全く分かりませんけど、とにかくこの急ごしらえのヘラクレス、あっという間に英雄となってゼウス軍に入隊して巨人をやっつけます。
ヘラクレスは八面六臂の大活躍。ゼウス軍はギガースどもを皆殺しにしてしまいました。
ひどい話や(ノД`)シクシク
さて、問題はここからです。
クロノスもティーターン族もギガースも、全部ガイアの子どもなのです。ゼウスはガイアの孫。
ていうかギリシア神話に出てくる神々はほぼガイアの子孫です。
つまりこれらの争いは全てガイアキッズ達が激しく殺し合ったということです。
このガイアも神だけあって常識では判断できないお方でして、クロノス戦ではゼウス軍に攻略法を教えて勝利に導き、ギガース戦ではギガースが人間に殺されないための小細工を弄してゼウス軍の邪魔をしております。
そしてこれら二戦でゼウス軍が自分の子どもたちをボコボコにしたのにガイアはぶち切れまして。
自分の孫たるゼウスをやっつけるために日夜子作りに励みテュポーンを生みました。
成長したテュポーンは母の言いつけに何ら疑問を持つことなく甥であるゼウスに襲いかかります。
この戦いについても色々言い伝えがありますが概ね両者の力は拮抗し、一時的に互いに勝ったり負けたりしながら激しく続いたようです。
最終的にはゼウスが勝利し、テュポーンは冥界に閉じ込められたあるいはエトナ山の下敷きになって時折火山を噴火させていると言います。
以上、テュポーン誕生秘話でした。
ちなみに英語で「台風」を意味する[typhoon]ですが。
これ、「日本語の台風が英語のtyphoonになった」とまことしやかに言うちょっとアレな人がたまにいますけど。
それは明確にちがいますよ。
typhoonの語源は諸説ありますけど、怪物テュポーン(typhon)と同じまたは近いもの、と考えられております。
そして日本語の台風もこれらと同じ語源だという説もあります(こちらも諸説ありではっきりしません)。
さて、語源の話は面白いので、ヘビつながりで[python](パイソン=ニシキヘビ)についても語りましょう。
pythonもギリシア神話の蛇の怪物ピュトンが語源です。
ピュトンはテュポーンの乳母だったというΣ(゚Д゚;エーッ!爬虫類なのにー?的な話があるんですが … 時間なくなってきたから今日はここまで。
興味がある方は各自お調べください。
今回はもちろん砂糖摂取なしで、血糖値を計りながらひたすらナワトビをしました。
砂糖摂取なしどころか、σ(゚∀゚ )トウシュ現在は完全に1日1食なので、毎日22時間くらい断食状態です。
ということで実験時も前日食事を終えた時間から18時間くらい経過しているので空腹というかめっちゃ空腹でした。
なんか1日1食にしてからこの空腹感が妙に快感なのよな(笑)
そして運動メニューはナワトビ2時間跳んでみることにしました。
30分置きに血糖値を計測します。
跳び方は以前も書きましたが「1ラウンド2分半跳んで30秒休憩」を40ラウンド繰り返します。
休憩時間は普段は別メニュー入れてるんですが(スクワットとかダンベル持ってシャドーボクシングとか体温上がるやつ)、今回は適当に体ほぐす程度にしておきました。
では実験結果です。
★血糖値:ナワトビ120分(空腹時)
空腹時: 69
30分: 77
60分: 84 (+15)
90分: 83
120分:80
ほぉ。
やはり少しは上がるのか。
誤差の範囲内と言えなくもないけど、少し上がっても別に不思議ではない気がします。
↑は前回の砂糖30g摂取後にナワトビ30分跳んだ時との比較です。
砂糖摂取後の方は60分以降より強く血糖値を下げる力が働いているようです。
このグラフなかなか面白いかも。黒い線は分かり易くするために入れただけなので気にしない。
解釈の仕方は色々あるでしょうけども、例えば
・青は30分までは運動と糖質摂取両方による血糖値↑圧力が強まり、ここで運動を止めたものの、この後運動による↓効果の方がより強くなった
・赤は血糖値を下げる理由がないので60分まで緩やかに上がり続け、概ね同じ水準を維持した
・黄は運動による↓圧力がないのでインスリン発動まで上がり続けた
みたいな。
知らんけど。
なんかこれでストーリー作れそう(笑)
次回をお楽しみに♪
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